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毎年師走になると、我が家では楽しみにしているイベントがあります。それは、京都の町家をこよなく愛し住まうものたちが集う忘年会。子連れOK、しかも子ども用に遊び場を別に用意しているので、気遣いせずに子どもを連れて行っています。他のメンバーも、家族全員で参加している人が多いので、それはそれはにぎやかな会になります。
6年目にもなると、大体の人と顔なじみ。それぞれのお子さんが成長しているさまを目にし、我が家を振り返ってしまいます。我が家は初参加の時から比べて、家族が2人増えています。が、他の家族も同じような間隔で人数が増えているようです。
「知らない間に、新しい家族が増えはりましたぁ?」
「まぁ、大きくなって。お兄ちゃんになりはってぇ~」
そんな会話が弾みます。
3人目を昨年出産したお母さんと、「お互いに家族が増えて~」と談笑しましたが、その中で、
「この会に参加すると3人の子持ちって普通なのに、他の場所では3人目出産、珍しがられるわぁ。町家暮らしの人って、子沢山が多い気がする。なんでやろ?」
そういえば、子連れのご家族のうち、3人兄弟が4組、2人が2組、1人っ子が1組。この割合は、ただものではありません。
思いついたのが、我が家以外、自営のご家庭ばかり。町家に住まいながら、ご家族でお商売をされています。家族の中の手が空いている誰かが、子どもの面倒を見ているご様子。本業も育児も、家族で公平に分担されてるようです。
それに反して、朝から晩まで会社で働いているお父さんのご家庭では、育児の負担はお母さんに偏りがちです。自身も実感することですが、昼間1人で子どもといると、閉塞感を感じることも。子育てにネガティブな感情を持てば、産む側が「次作ろう」という気には、なかなかなれません。
兼業母さんとして、仕事に育児に家事に、それぞれの役目が偏ることなく、仕事を通じて社会とのつながりを感じながら生活している、町家暮らしのお母さんたち。
「もう1人、子どもがいてもいいな」
と、自然に思えて実行にうつせる環境なのかもしれません。
大阪出身。6年前に、東京から京都は東山に近い町屋に移り住む。夫と、上は6歳から下は0歳まで、3人の子ども達と共に、まったりと和の生活?を実践中。3度の飯より旅が好き。子どもには、日本の文化に誇りを持った国際人になって欲しいと願うこのごろ。

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