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受験が終わったら、次のミッションは「恋」!

某週刊誌の悩み相談に、男子大学生が「話しやすい女子が2人いる。どちらに告れば?」と相談。

「男子はバッカねえ。目が合っただけで『好かれた』と誤解すんのよね。両方に告ったら?フラれると思うけど」。

回答者は女装大物タレント。もう大笑い。そんなおバカな男子、息子の周りにもぎょうさんおります。

入学早々、沼に落ちた息子の友人

前回のコラム(2022/4/25公開)で、美人揃いの学科に進学した息子の友人A。

入学早々息子に連絡してきて「クラスの女子に、バイト先の店に食べに来て♡と。一緒に行かないか」。それはよかったと、息子は電車とバスを乗り継いでその女子の働く焼肉屋へ。

「来てくれてうれしい」と、頬を赤らめる女子。

脈あるやん、とからかい、お互いの大学生活を語り合って家路へ。

 

ところがその後、友人Aはその子からガン無視。個人的なアプローチももちろん無し。

えっ?食い方が悪かった?連れて行った友人(息子のこと)が気に食わなかった? 

悩む友人Aと息子に私がひと言。

「それね、焼肉屋の客集めかも。客を連れてきたらバイト料上乗せにする店もあるらしいよ」。

これはある女子学生から実際に聞いた話。客数達成で、ボーナスも出るそう。

すべての店がそうとは限らないけど、そんな話もあるよと伝えたら、本人たちも納得。

 

ちなみにそれから1年近く、その女子から会話はない。でも友人Aの誕生日に「おめでとう」とメールが5文字。それだけで「ウッキー」と喜ぶ友人A。大丈夫か?

学生の本分に戻り、猛勉強中

ちなみにその友人Aは、なかなかのイケメン。

自分のバイト先の子からもアプローチがあったけど、ほどなく終了。

彼はいま、国家試験に受かるべく猛勉強中。はい、それが学生の本分よね。

もっと悲惨なクラスの男子

同じ大学では、もっと悲惨な話が。

クラスいちの美女にアタックした男子B。付き合い始めて鼻高々。

その女子の引っ越し時には車を運転したり、重い荷物を運んでやったり。

 

そして引っ越し直後、見事にEND。お付き合いはわずか3週間。

「そうか、おまえは引っ越し要員だったのか!」

酒を飲むたびに、この話でメチャ盛り上がるクラス男子。付き合うのはいいけれど、こっそりね。

自慢しいは、一生ボコられます~。

男子大学生4人、生意気にもバーへ

先日、息子が「バーに行く」という。

へええ~、素敵。でも何故?

大学には地方のお坊ちゃまも在籍。いずれは親の仕事を継ぐため、都会で「飲み歩き」をするお坊ちゃまC。誘われて大人の隠れ家へ。

 

何の話で盛り上がったかといえば、もちろん「女子」のウワサ。残念ながら4人とも彼女無し。

お坊ちゃまCは振られたばかり。バーに行く前に、皆でラーメン屋、帰りにも別のラーメン屋。色気より食い気の男の子たち。

これからものびのびと、健やかに育ってほしい。

で、息子は?

だいぶ前、息子が「話が合う子に会った!」と笑顔でご帰還。

その子は関西トップ私立大学生、高校は地方も偏差値70以上の才媛。さすがに話にセンスがあり、バイトの休み時間に話がはずんだそう。

ただ、いつもあるバイトではなく、もう半年以上会えず終い。大学が異なると、わざわざ会う手間が必要で、それなりに大学生活が忙しい息子は二の足状態。

自分の大学にも喋る女子はたくさんいるので、ガツガツしていないのかも。

いまだ詳しくは不明。

京大に進んだ友人の親、「大学で3人付き合え!」

ママ友のお子さんはストレートで京大へ。

息子に「大学時代に3人付き合いなさい」と厳命したそう。

社会人になると「結婚」がちらつき、焦れば失敗の率も高い。ゆっくり友人・恋人関係をつくれるのが大学時代。

ああ、なるほどねえ。

でもその子も彼女なし。おまけにバイトのないたまの休日はうちの息子と「男子カラオケ」。

お受験の次は「お恋愛」よ。君たち、親の話、聞いてる?


ライタープロフィール:歴ママ

東京出身。私の頃は大学1年でほとんどが「彼氏、彼女」持ち。そのまま結婚した子も半数。時代が違うのか?大学がヤンキーすぎたのか?その大学はいま、林真理子氏が理事長。お騒がせ大学ながら、卒業生愛はやっぱり永遠に不滅です。