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公立中高一貫校、入ってみたら…。

人が多い!参観日

1年生の親としては、興味津々の参観日。多くの保護者でにぎわっていました。
特に休日参観はご夫婦で来られる方もあり、教室に入り切れないほど(教室は狭い)。学級懇談は、なんと3つのグループに分かれて話しました。参観も懇談も数人という上の子の地元中学とえらい違い! やはり教育に熱心な親御さんが多いという印象です。

さて、その子どもたちはというと、「変人(?)ばっかり(笑)。そうでないと受からへんの? 先生も変人(!?)多いで」と、息子。真偽のほどはともかく、個性的な面々がそろっているようです。
学年を問わず、とにかく何でも立候補で決まるそう。遠慮しているとできないので、消極的な子もどんどん積極的になっていくと聞きました。

授業中も活発。いっせいにバババッ!と発言の手が挙がります。先生が生徒を勝手に指名していく中学の授業を見慣れている目には新鮮です。
息子は素早く挙げて当たったはいいけど、思いっきり間違えてました(笑)。でもそれも全然アリな雰囲気。なぜそうなるのか過程を考えさせ、理解を深めるような授業で、先生の力量も違うなあと、ちょっと不公平を感じつつも思いました。

特徴ある授業

特徴的な取り組みが「モーニングイングリッシュシャワー」という朝10分間の英語のリスニングとスピーキング演習。NHKラジオの「基礎英語」を毎日聴くように宿題が出ていて、そのセンテンスなどをリピート練習します。みんなが大きな声で速くリズムよく叫んでいて、ビックリ! 受験前の学校説明会で在校生が披露してくれたとき「あんな恥ずかしいこと嫌やと思った」という息子も、今では「慣れやわ。何とも思わなくなった」とのこと。たかが10分、されど10分。毎日続けていると発音が良くなってきました。


そのほかの教科も、中学校には珍しく毎日宿題が出ます。小学校では毎日宿題が出ていたので、そんなものと思っている様子。Bラインテストという習熟テストも行われ、理解しているかも確認されます。

そのほか、先生とのかかわり、雰囲気、いろんな意味で西京中学は、小学校っぽいです。手をかけてもらっていると感じることも多いです。

でも一つ、マイナス面(?)は、市立中学の給食がないことです。希望者は高校の学食の定食をお弁当にしてもらえます。しかし5種類のローテーションで栄養バランスが悪いため、お弁当持参が基本なのです。ただ、2週間ごとに日にち指定でも頼めるので、必要な日だけお弁当を頼むということはでき、そういう意味では便利かもしれません。

今週は高校と合同の文化祭が催されるということで、張り切っています。かっこいいと思える先輩方がたくさんいるのも魅力。そうそう、先日、高校生が「クイズ!ヘキサゴンII」に出演して、学校に小島よしおが来たとか。いろいろと刺激をもらって、学校生活は楽しいようです。


ライタープロフィール: ぽこぺん
京都生まれの京都育ち。一男一女を育てるシングルマザー。 おおざっぱで雑な性格は直らないと開き直っている。仕事の忙しさにかまけて、最近 (?) 物忘れが激しいことを気にしなくなってきた40代。