今年の大河ドラマは明智光秀!本能寺の変の印象が強く、謎に包まれてる感じがあったけど、歴史的新事実も次々に発見。今回のドラマでは今までとは違う光秀が描かれているとのことで、久しぶりに第一話から楽しく見ていました。せっかく盛り上がってたところで中断されていた放送もようやく再開が決定。前半の復習も兼ねて亀岡の京都大河ドラマ館へ行ってきました。
亀岡、京都スタジアム
亀岡って車では行ったことがあったけど、今回はJR。その方が思ったより近かった。駅前に今年2月にオープンしたばかりの京セラスタジアム、なかなかの迫力。ぐるっと回って丁度駅から反対側がドラマ館の入り口です。
まず目につくのが鎧兜の数々。実はこれ地元の愛好家の方々の手作りで、ほとんどダンボールでできているとのことでびっくり。さっそく戦国時代の雰囲気がかもし出されてます。
いざ館内へ
入口の光秀等身大パネルで記念撮影してから、響き渡るオープニングテーマに気分も盛り上がりながら館内へ。
まず目についたのが光秀の衣装。こんな色合いだったんだと思ったら、隣にTV映像があるので、見比べられられるのも面白いし、衣装制作の裏話のパネルも要チェック。
最初の展示室はオープニングテーマのメイキング映像。光秀をはじめ他の展示室にもいくつか展示されてる衣装は撮影同等品だけど、ここにある光安の甲冑は実際に撮影に使われたものなので、ああ、あの戦闘シーンで着てたのねって思うと、くたびれ具合がまたリアル。登場人物や出演者のプロフィールにもつい見入ってしまった。小物も同等品、撮影使用品とあるので、ああ、あのシーンで使われてた物だっけと懐かしくも思ったりして。
次の展示室も衣装やプロフィール。衣装の黒澤和子氏、時代考証の小和田氏の映像も面白いけど、8月末には風俗考証や特殊メイクの担当者の話に変わるとのとこなので、それも気になるところです。
主要出演者の個性的なサインを見比べた後は4Kシアター。
美術や衣装スタッフのこだわり、出演者のインタビューに、期間限定で道三の名場面集が迫力の大画面。家のテレビとはやはり一味違いました。
せっかくドラマ館にきたならぜひ「なれルンです」に挑戦。いわゆる観光地にある顔出しパネルの電子版って感じで、背景と衣装を選んで写真を撮ると、自分の顔がはめ込んだ姿が大写しになり、なかなか笑えます。そこからカメラを出してくると消えるまでに間に合わないかもなので事前にスタンバイを。カメラとの距離よりも、顔をセンサーが認識するかどうかがポイントなので、じっとさえできれば小さい子でも可能。マスクしてると認識しないので、むしろ赤ちゃんを抱っこで上手に撮ってるお父さんもいました。おすすめはやはり甲冑。うまくすれば結構かっこいい光秀になれます。
資料コーナーも見応えありますが、一番気に入ったのは壁一面の亀岡から京都市内にかけての空からの写真。自分の家もバッチリ発見、他にもあれこれ知ってるスポットを探してみたりいろんな位置関係を確認したり、単なる地図ではなくリアル感があるので結構ハマりました。
そこに展示されていた火縄銃はなんと江戸時代制作の本物。確かに迫力ありです。
フォトスポットには光秀以外の登場人物の等身大パネルも並んでるので、お気に入りの隣に並んで記念写真は外せない。
最後にメッセージカードのコーナーがあり、つい光秀に一言書いて壁にかけてきました。
さっと通り過ぎてしまうとそれほど大きくない館内ですが、ついつい映像や展示をじっくり見て回っていると、1時間以上かけてドラマの世界を堪能していました。
8月末には何点かリニューアルされるとのこと。
その頃にはドラマも再開されるし、またぜひ行って見たいなと楽しみにしています。
【公式サイトはこちら】麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館 公式サイト- 京都・亀岡市
ライタープロフィール:nyantohokkori
結婚を期に京都に移り住んで早幾年。長ーい旅の途中の観光客気分で、京都をうろうろして自社仏閣や美味しいもの巡りを楽しんでいます。