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子育て卒業、さあ、ママの学びどき?

子どもも18歳。周りのママから「自分も大学に通い始めた」あるいは「勉強を始めようかと」の声を聞くように。

それ、メチャいいやん!でも、なかにはこんな話も。

先輩ママは大学生に

この春、無事お子さんを大学に入れた先輩ママ。何とご自身も別の大学の大学生に。昼間の仕事の傍ら、国家試験を目指して勉強スタート。

「文字読むのがね、辛いねん。アタマ入ってこなくて」ころころ笑いながらも、楽しそう。

「働いているからこそ、自分に何が必要で何をしたいかがわかったの」。そのママの齢50の手習い!の理由だ。

日本語教師への憧れ

別のママ。やはりお子さんは大学生。自身はパートで保育所の補助を10年以上。園長にも保護者にも信頼される、優しい人。

 「日本語教師の学校に行きたいんだけど、どう思う?」そう聞かれてビックリ。なぜ?保育士資格ではなくて?

 彼女にとっては、ずっと憧れの職。子育て&学費稼ぎもひと段落、「いまが最後のチャンス」と感じたらしい。

 

私は大応援。やりたいと思うことはやるべきだ。それが仕事につながるかは未知数としても。(日本語教師歴30年の友人がいて、彼女は3か国語に堪能。いまはウェブ講義も多いそう。そのことはママ友には伝えた)

友人、英語翻訳の話に騙されそうになる

別の高校時代からの友人。久々の電話で、彼女が「騙されかけた」ことを知る。

 

専業主婦で、実母を介護中。生活に不自由はないが「お小遣いぐらいは自分で」と思っていたときに、「翻訳で時給1,500円」のサイトに出会う。受講料20万円で3カ月の通信教育を受け、修了したら「仕事をまわします」の話。企業の翻訳の仕事のため「有り余るほどある」そう。

 

「それ、絶対詐欺や」と叫ぶ私に、「でもね、講師の先生がステキな女性なの」と洗脳された友人は言う。その夫も懇願に負けて「好きにすれば」と承諾、ただ、友人の実弟が「姉ちゃん、その話はヘン」とつっぱねて申し込みは無しに。

「また先方から連絡来るから気いつけや」と友人に伝えて間もなく、彼女宛てに緊急メールが。

 

何でも「申込締め切り日は過ぎましたがちょうどキャンセルが出たのであと1名だけ受け付けます」。彼女はぐらっときたものの、「結構です」と断りを。

 

ところがその後すぐ、同じところから「ヨガの講師になれる講座があります」。

さすがに私は彼女に「メアド変えたら?」と、言ってしまった。

 

コロナ禍で、人とのつながりが希薄な今、ネットを通じたこういう罠は増えていると思う。

とくに空の巣症候群になりやすい「お年頃」のママたちは、ご用心を!!


ライタープロフィール:歴ママ

長引くコロナで、周りの大学3~4年生は「留年」も視野に。うちの受験生も「それなら一浪して入るかな」。いえいえ、その選択肢はわが家にはありません!都立校→3流私大出身の私。でも、楽しかった~。大学は「縁」と思うこの頃です。