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大学受験で親のやること1

兄と妹、同じ高校でも大学選びはそれぞれ違う。

我が家の大学受験。振り返ってみたいと思います。

兄の場合

兄は、公立の専門学科(理系)に進学しました。

1年の夏休み前に、2年の理科の科目選択(生物・物理)をしてくださいとのこと。本人は、生物選択を決め、そうなると理系の行ける大学が限られることだけは、忠告しておきました。理系の場合、工学部は、物理を選択していないと受験できません。

なので物理を選ばないということは工学部は受けられないということになります。

農学部志望とのことで、これは、本人の意思を尊重して生物選択で2年生になりました。

 

農学部志望というのは、1年の時からかわらなかったので、一つだけ私が言ったのは、農学部のあるオープンキャンパスには1年生の時から行くこと。国公立大学は、たいてい夏休み1回しかオープンキャンパスを開催しないことが多いです。

志望学科は決まっていなくても、1年生からオープンキャンパスに行くことはおすすめです。

結局、4校ほど3年生までに見て回りました。(コロナ前の話です。) 

高校3年生

3年生になると模試も増えていきます。模試の出費も結構かかります。

学校で全員が受ける模試、希望者だけが受ける模試といくつか種類がありますので全て受けるかどうかも検討を。ちなみに難易度は、冠模試(東大模試、京大模試等)、駿台>全統>進研ゼミ系の模試です。

模試の費用は1回につき約6千円から8千円

 

9月に入ると大学入学共通テスト(兄の時はセンター試験)の出願です。

昔と違い受ける科目数が人により違いますので注意を。

なお、その頃になったら、だいたいどこの学部くらいに行こうかと決める時期ではないでしょうか。

金銭的な話はしっかり親子でしておく方がいいと思います。我が家は、国公立なら下宿可能。私立なら自宅からという方針でした。浪人もいいというのは、話す時期にもよりますが、早めに浪人OKとしてしまうとだらけてしまう子もいるので、そのあたりは子どもの性格を見て判断されることをおススメします。

我が家も、受験後半あたりに、「まあ、一浪くらいなら」とポロッとつぶやいた私の一言を「あかんかったら一浪まではええいうてたやんな」ってしっかり覚えておりました。(いつもは聞いていないくせに)

 

公立高校の場合、それほど頻繁に面談があるわけではありません。

高3でも面談があるのは、夏休み前とセンター試験後、自己採点が終わって出願先を決定する日くらいです。

出願、費用など

 

私立の出願は、12月から始まる場合も多いので滑り止め等で受験する場合は、出願スケジュールと入学料振込がいつなのか必ず親がチェックしておいてください。たいてい本人は、お金はどこからか降ってくると思っているのか。

まあ、受験勉強大変やもんね。そこまで頭は回りません。

 

今は、出願はすべてインターネット出願です。

これも、本人が一人で行うと大変時間がかかります。

また、プリンターで出願書類や封筒にはる宛名から受験票までをプリントアウトする必要があります。受験料はカード決済やコンビニ払いも多いのですが、インターネット出願の恐ろしいところはいくつでも学部・学科をポチれることです。1回受験で3万から3万5千円くらいかかります。

それが、受験方法×学部×学科でそれぞれかかる場合が多いので気が付けば受験料が40万ってことにもなりかねません。

 

また、もし合格発表した場合の、入学料振込日もちゃんと確認してください。

最近、募集要項もインターネット上にしか掲載されていない場合が多く、出願時には試験日程や受験料に目が行きがちですが、合格発表後の手続きも掲載してあります。

入学料は、20万ほどかかります。国公立前期試験の合格発表前ですので、国公立に合格した場合残念ながら入学料は戻ってきません。

 

ちなみに我が家の兄は、私立1校のみ(1回3万5千円)、国公立前期・後期(1万7千円×2)で前期が合格したためよかったものの、後期は受験せず。私立も合格しましたが、本人行く気がなかったため、入学料は振り込まず。

前期受験の後燃え尽きて、あかんかったら浪人すると言い出し合格発表まで家の中が険悪な雰囲気が漂いました…。

「よかった浪人せんと」というのが正直な感想です。

 

 

もちろん遠方の受験の場合、交通費や前泊の宿泊費などがかかってきますがこれは、妹の話の時にでも。


ライタープロフィール:かっぱのQoo

早いものでとうとう息子は大学院生、娘は大学生。相変わらず畑での野菜作りは継続中。京都の雑貨屋さんやカフェ巡りが趣味。